長男は5歳の時に発達検査(新版K式2001)を受けて、発達のアンバランスさを指摘され療育を開始しました。そして6歳の時にWISC-Ⅳ(知的検査)を受けて、「注意欠如多動症(ADHD)」「自閉スぺペクトラム」と診断されました。
知的水準は「平均の下~平均」の域であり、小学校は「発達・情緒の支援学級」へ在籍しています。この学級は、定員が8人までの少人数制で、国語と算数はこちらのクラスで受け、その他の教科は通常クラスの子たちと一緒に受けます。また、「自立」という時間があり発達特性に合った様々な事を学んでいきます。
そんな長男のもつADHDと自閉スペクトラム症の特徴をまとめました。
注意欠如多動症(ADHD)からみる長男の特徴
注意欠如多動症の症状は
・不注意優勢型
・多動性・衝動性優勢型
・混合型
の3つに分類されます。
長男が乳幼児期には・・・
・抱っこを嫌がり、抱っこしている私の腕を内出血が出来るほど噛む
・先生の話を最後まで聞く事が出来ない
・手を繋ぐ事が出来ずに、すぐに振りほどき興味のある方へ走って行ってしまう
・人の話を最後まで聞かずに喋りだしてしまう
・こども園で嫌な事や出来ない事があると、飛び出してしまう
など、多動性・衝動性が特に目立ちました。
小学校に入ってから
幼児期の特徴とほぼ同じですが、上記の症状に加えて
・友達とのトラブル時に攻撃的な言葉や手が出てしまうことも
・鉛筆を転がしたり、足をバタバタさせたり、授業中にじっとできない
・忘れ物が多い
などがありました。
一時期、かなり低量のリスパダールを処方してもらい服薬治療もしましたが、
小学6年生の現在は、症状も落ち着いて服薬はしていません。
自閉スペクトラム症からみる長男の特徴
自閉スペクトラム症の特徴として乳幼児期~小学校低学年頃までは
・合わない肌着を嫌がる
・新しい事や場所に対して抵抗が強く、教室に入れないことも
・視覚・聴覚が特に過敏で、蛍光色の強いものは直視できず、ざわざわした所では集中ができない
・一方的に喋ったり、相手の話を遮ったりする
・好きな遊びがやめられず、場面の切り替えが困難(大声で叫んで、全力で嫌がる)
などがありました。
自閉スペクトラム症でよく言われている
・視線が合わない
・表情がない
・バイバイする時の手が反対
・欲しいものを親の手を使って取ろうとする
などの特徴的な症状は、みられませんでした。
現在のようす
今現在一番の困り事は、目と手先を同時に使ってテンポ良く作業することが苦手な為に黒板を写す作業が出来ない事です。
そもそも字を書く事が苦手で、丁寧に書けば綺麗な字を書くことは出来ますが、ものすごい集中力を要するようで、5分も続きません。
学校では、タブレット入力できるように対応してもらっていますが、テストの時はどうしても筆記が必要なため、理解できているのにもかかわらずテストに答えを記入出来ないという、困った事態になっています。
学校の先生は、理解してくださっているのですが数年後に控えた高校受験ではそういう訳にはいかないので、今から対処していかないと・・・と思っているところです。
こんな長男の発達障害と診断されるまでを親の心情を交えてまとめています。良ければ読んでみてください!
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