自己肯定感爆上げ!?「ありがとう」は魔法の言葉

発達グレーゾーン
はじめに・・・                                    このブログは発達障害やグレーゾーンの息子たちを育ててきて実際にあった事をもとに書いています。あくまで、うちの息子たちの事ですので、全ての発達障害の方にあてはまるわけではありません。発達障害は多種多様で個人差がとても大きいです。このブログの内容は参考程度にしていただき、気になる事がある時は専門機関への相談をしてくださいね。

韓国人旦那のストレート表現

唐突ですが、旦那は韓国人です。

韓国人男性は、アジアのイタリア人と呼ばれているとかいないとか。

愛情表現や感情をどストレートに伝えてくるし、スキンシップもかなり多め。

最初は、照れて嬉しがっていた私ですが結婚して10年以上も過ぎると、「あーはいはい。」と当たり前になってきています。結婚してから日本に住んでいるので、見た目も日本人と全く変わらない旦那(おっさん)が、急にデレデレし始める(ように見える)と、まわりはギョッとしますww

そんな旦那ですが、本当に毎日のように「ありがとう」と伝えてくれます。

あ、惚気じゃないのでページを閉じないでねw

自己肯定感の低い長男

私は、容姿も良くないし、頭も良くない。運動もクラスで一番ビリ。

そんな学生時代を過ごしていたので自己肯定感はひたすら低かったです。

でも、旦那と出会ってどうでも良い普通の事まで褒めてくれたりお礼を言われたりするうちに色んな自信がついてきました。

そして、そんな私よりさらに自己肯定感の低い長男。

ASDの特徴でもあるのですが、長男は、0か100かで生きているので、失敗をとにかく嫌がります。失敗するくらいなら、最初から出来ないと言い何もしない。まわりは失敗と思っていなくても、自分が納得していなければ失敗だと決めつけて頭を壁に打ち付けたり、自分の頭を殴ったり・・・。

「出来ない自分」を責めて「自分が悪い」と自分を傷つけてしまっていました。

自己肯定感をあげるには

ASDの子には、出来ない事を責めるのではなく、出来た事を褒めることが推奨されています。

まぁ、ASDに限らず子育て全般に言える事かもしれませんね。

頭ではわかっているんですが、日々の生活に追われてなかなか褒める余裕を持つ事が出来ない・・・。

それどころか毎日イライラしてしまい・・・。

そこで、旦那提案により

出来るだけ毎日、

寝る前に3つ以上「ありがとう」をお互いに伝え合うということが始まりました。

具体的にいうと

今日は片づけを手伝ってくれてありがとう。

今日はご飯作りを手伝ってくれてありがとう。

のように行動に対しての「ありがとう」や

今日も元気でいてくれてありがとう。

今日も(私達に)元気をくれてありがとう。

のように存在していてくれる事にありがとうを伝えるなど

とにかく3つ以上伝える事にしました。

正直、これを始めて劇的に長男の様子が変わったかというと、勿論そんな事はありません。

そう簡単にはいかないですよね・・・。

でも、こういう積み重ねが大事だなと思っています。これは、長男が年長さんの頃から始めていて、次男が生まれた今も、次男も含めてやっています。

小6になった今の長男は、自己肯定感が爆上がり!・・・とまでは、いきませんが少なくとも失敗したからといって落ち込んだり、頭を打ち付けるなどの自傷行為はなくなりました。

失敗を嫌がって何もしない事は、まだまだありますけどね。

思わぬ副産物?

で、これって発達障害をもつ息子たちのためと始めたんですが・・・。

実際は、自分へのご褒美になっていたりします

いや、だって子ども達から毎日のように「ママ、ありがとう」って言われるんですよ!

寝る前はまじで天国です!!

忙しかったり、体調が悪かったりでさすがに毎日やってます!!とは言えません。

でも、3日以上は空けないように気を付けてます。(自分のエネルギー補充のためにw)

衝動性や多動性が強いと、集団行動がなかなか難しく、まわりに迷惑をかけてしまったり嫌な思いをさせてしまったりする事が多く「ごめんなさい」を言う事が定型発達の子達より多くなってしまいます。

勿論、相手を傷つけてしまった時は謝らなければいけないのですが、本人としては意図してやってしまったわけでもなく、かなりのストレスだと思います。

なので、

「ごめんなさい」を言う回数より

「ありがとう」を言ったり言われたりする回数を増やしてあげたいです。

今のところは、作られた環境で言っているので

自然に言ったり言われたりすることが理想なんですけどね。

褒めるは難しい

また、私は褒める事が苦手です。すぐに「凄いね~。」とか「偉いね~。」と褒めてしまうんです。

先生や本を読むとこれは良くない褒め方で、もっと具体的に褒めなければいけないと言われます。

私は、これが難しいんです。

頭の回転が遅いために、具体的にと考えているうちにタイミングを逃してしまう事もあり、

この「ありがとう」を伝える事にしました。

自分自身も気が楽になったし、寝る前にありがとうと言われるのは本当に嬉しいです。

いつでも、どこでも簡単に始められるので、良ければやってみてください!!

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