発達障害の長男が選ぶクールダウングッズ７選

クールダウングッズとは、その名前のとおりクールダウンさせるための道具です。

落ち着きグッズと呼ばれたりもします。

何もなくても、落ち着いたり切り替えられたり出来る子には必要がないかもしれません

。

でも、同じ不安や緊張を感じていても長男のように衝動性や多動性の特性が強い子ばかりでなく、何も喋る事が出来なくなったり、体が固まったように動かなくなってしまう子もいます。

不安や緊張のための情緒の不安定さは人それぞれです。

このクールダウングッズは衝動性を抑えるためのものではなく、不安や緊張を取り除く手助けをしてくれるものです。

色んな形やサイズがあって小さい物はキーホルダーサイズもあります。

筆箱にくっつけているお子さんもいます。

小さいサイズを選べば、お出かけ時にも持っていきやすいです。

まぁ、子どもは大きいサイズを選びがちなんですけどね。笑

ぐっと握りしめるだけなので、イライラするけど授業が受けられないほどではない時に、机の中でにぎにぎしているらしいです。

ぐっと握ると中からむにゅっと出てくる感覚がなんとも言えないです。

難点があるとすれば、汚れやすい事と、ゴムの臭いが強いです。

発達障害の子たちは、規則的に動くものが好きだったりします。特に「まわるもの」が好きな子が多いように思えます。

ハンドスピナーは、自分の力加減や回し方で、回転率が変わってくるので、それを自分で考えながら無心で回す事によって、どんどん落ち着いてくるようです。

あまりに落ち着きすぎて、離せなくなる危険性もありますｗ

砂時計のオイルバージョンです。

子供の頃、お土産屋さんでよく見かけた覚えがあります(昭和の頃ですね～）。

規則的に流れ出てくるオイルの球が落ちていく様子を見ているうちに落ち着いてくるらしいです。

ただ、不安が強い時には役立つんですが、本格的にイライラしてる時は逆効果になってしまうことがあるそうです。速度がゆっくりなために、余計にイライラするらしいです。

イライラしてどうしようもない時、クッションを殴って落ち着いています。

手段としては、あまり良いものではないのかもしれませんが、物を殴って壊したり、お友達を殴ったりしてしまうと取り返しがつかないので、どうしても我慢が出来ない時はアリかなと思います。

ストレス発散法として卓上のパンチングマシーンとかもあるんですが、長男曰く、殴ると跳ね返ってくるため、思うように殴れないので余計にイライラするそうです。

不安や緊張で子どもがパニックや癇癪を起してしまった時、まわりも不安になりますよね。

でも、

「どうして、あんな事したの！？」

「なんでイライラしているのか理由を言いなさい！」

と言うのは逆効果です。

まずは、人目のないクールダウンスペースなどで、落ち着く事が最優先です。

自傷行為や物に当たって怪我をしないように安全にだけ気を付けて見守るだけで良いです。

子ども達が自分で状況を整理できると、落ち着いてきます。

「大丈夫」「落ち着いて」などの声掛けも刺激になってしまいます。

完全に離れてしまわずに少し離れた目の届く範囲で、待ちましょう。

とは言っても・・・

外出時に大声を出したり癇癪を起してしまうと、放っておくことも出来ずに困りますよね。

お店の中とかだと、特に他のお客さんに迷惑をかけてしまうので親が焦ってしまって、逆効果だとわかっていても、子どもに怒ってしまいますよね。

普段使っている家の洗剤で洗った小さいお気に入りのぬいぐるみを持たせてました。

持っていても、どうにもならない事もたくさんありましたが、持っていた事で大騒ぎせずにすんだ事もあります。

１つくらいは持っておいても損はないので、良ければご参考にしてください。